川越の五ツ星お米マイスターのいる米屋 小江戸市場カネヒロの日記

川越 五ツ星お米マイスターのいる米屋 小江戸市場カネヒロ

念ずれば花開く

「アイオワ大学の教授の実験」として1本のライ麦の話が出ていることに目が引かれました。


本には、次のように書かれています。


30センチ四方、深さ56センチの木箱を作り、そこに砂だけ入れて1本のライ麦の苗を植える。水だけで育てて3ヶ月後に箱から取り出して砂をすべて振るい落し、広がっている根の長さを計測してみたところ、根毛の先にある顕微鏡でしか見えないようなものまで全部合わせると、何と1万1200キロメートルもあったという。


1本のライ麦が砂の中から水だけ吸い上げ、60日間も生き続けるために、シベリア鉄道をはるかに超えるくらいの長さの根を張りめぐらせ、その命を支えていた。


そう考えたら、その麦は色がさえないとか、穂が付いていないとか文句を言う気にはなれません。そこには行き続けるというだけで、ものすごい努力があった。


1本の麦でさえ、それくらいの根を見えないところまで張りめぐらせて必死でいることを思えば、私たち人間が今日1日を生きるということは、麦1本に比べてじつに大きなこの体ですから、どのくらいの根を人間関係に、世の中に、宇宙に張りめぐらせていることか、想像するだけでも気が遠くなります。
命というものは不思議なもので、どんな環境にも適用できますが・・・心の持ちようで変化いたします。それは、命というものはどんなに悪条件でも前向きに生き続けようとしますが、心が前向きでないと枯れてしまいます。つまりは心次第でどんな艱難辛苦にも耐えうる能力を万物が持っているという事です。魂は永遠に続くけど、肉体には限界があるがその限られた時間で何ができるかが問題です。
私は、果てしない道のりをただひたすらに続く道のりを一歩ずつ確実に歩んで行きたいと強く念じています。

ダ・カーポ 野に咲く花のように